コーチング体験談(教員)


【コーチングを受けて大学院進学の夢を実現!】 Kさん(教員・34歳男性(当時))

 コーチングを受けて、私が得ている最大の恩恵は、自分自身のポジションを常に確かめられるということです。自分の進みたい道に向かっていく自分と、毎日を生きていく自分が時々離れている経験は誰しも持っているでしょう。私もそうでした。目の前の現実に流される生活の中で、大学院に進学するという夢が置き去られていました。

 し かし、コーチングを受け始めると、夢に向かって一歩、そしてもう一歩と進んでいくことができました。毎日を生きていく自分と進みたい道に向かっていく自分をもう一人の自分が空から見ている。そのポジションが私にとってベストなのです。コーチングを受けると、いつもそのポジションにいることができるのです。

 

私が感じた今西コーチの強みは3つあります。

 まず、1つ目は誠実なことです。セッション中だけでなく、いつもクライアントのことを思ってくれています。私はいつもそれを感じています。

 2つ目は人に対して絶対の信頼を持っているということです。クライアントの力を信じ、あえて厳しいところ(クライアントが逃げているところ)に入っていく強さは人を絶対的に信じているからできることでしょう。私も何度か経験し、本当の自分に出会うことができました。

 3つ目は、クライアントの「言葉」を的確にとらえてくれるところです。言葉の意味だけでなく、文脈や声の調子からその言葉をとらえ、フィードバックしてくれます。意識的に発していないのに、それがキーワードになっているケースがよくあり、そこから新しい視点を見いだせたこともありました。

 

 私は今、自分の可能性を信じて応援してくれるコーチとともに、自分の夢に向かって進んでいる毎日に大いなる充実感を持って生活しています。

 

<補足>

 Kさんは、荒れた中学校で教員として、やんちゃな生徒たちと向き合っていました。仕事をしながら、大学院に進学して臨床心理を学びたいという夢を持っていましたが、目の前の現実に追われる生活の中で、夢が置き去られていました。そんな時、コーチングと出会い、そして、1年後に大学院進学の夢を実現されました。

 

 注)この体験談は、大学院を目指している途中段階でいただいたものです。現在は、中学校の教員として働きながら、博士課程に進んで研究を継続されています。

  

※体験談は、ご本人から掲載の許可をいただいております。

 


 【イメージを思い浮かべることができるようになった】 Nさん(教員・50代男性)

  コーチングセッションで、イメージを思い浮かべてみるというのにとても抵抗がありました。また、体を動かしてやることにはかなり抵抗がありました。今西コーチのセッションを受けて、イメージを思い浮かべることの効用が少しずつ自分の中にわかりかけてきました。

 自分のなかでぼんやりとしていた、論文書きのイメージ、重くざらざらした石を無理矢理押して動かそうとしている感じを今西コーチのセッションではじめて言語化して明確になった気がします。

その後、他の面でもイメージを使ってみることを試すようになっていまして、今まで自分がそうしたことをやっていなかった、ある意味、避けていたのかなと思うようになっています。すごく使えるなという印象が出てきています。

 

【進まなかった論文が取り組みやすくなった】

 論文を書く時には、川の流れのイメージを思い出すように、パソコンの画面上で常に見るようにしてみています。他にもスケジューリングの工夫などをして、少しづつ、毎日、論文を書くという習慣に取り組みやすくなってきた感じがしています。

 

<参考>

 コーチングは、コーチがクライアントの話を聴いたり、質問したり、承認したりするというのが基本的な関わり方です。そして、さらに、クライアントが自分のことや直面している状況をイメージで語ることを促していきます。
 これは、「脳は現実と想像を区別できない」、脳科学の世界で最近明らかになった脳の特性の一つを活用しているのです。意外な印象を持つかもしれませんが、梅干しやレモンを想像すると勝手に唾が口の中に広がる、というのがまさにこの状態を証明しています。
 
なりたい自分になる、目標を達成するために、「イメージトレーニング」が重要な点はここにあります。脳は想像したことを、現実の体験だと理解します。つまり、想像すればするほど、それを現実に起きた体験だと理解し、経験が積まれるというわけです。人間は、経験を繰り返すほど、体が慣れてきて対応力が付くと同時に、自分に自信が付きます。

 Nさんの例は、イメージトレーニングができるようになった例です。

 

※体験談は、ご本人から掲載の許可をいただいております。


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